いつでもiPhoneを遠くに投げ飛ばすくらいの暴力性は私の中にあるのだなと思った

夜勤終わりに家の最寄駅のパチ屋の喫煙所でタバコを吸う。馬鹿げたオレンジ色の壁を一匹の蟻が這い一瞬火種を押し付けてやろうかと考えたが「そんなことするかバカ」と思い消して家に向かう

甲州街道沿いに咲いている紫陽花は気付けば少しずつ色づいていて春が過ぎ去った事を知った真ん中に宝石を持ったリラシナがある中華料理屋さん、コピー用紙に一文字ずつ印刷されたテイクアウトのラミネートがきちんとハトメに結束バンドで結ばれていて、私はそういうところにぐっと来ています